妹の結婚式に着ていく着物。色留袖か訪問着にしようか迷っています。
本日のご質問です。
妹の結婚式に着ていく着物。色留袖か訪問着にしようか迷っています。
あなたが既婚者ならば、ミセスの第一礼装である黒留袖を着てください。
色留袖は、黒留袖の「黒」の強さに負けてしまう年齢(初老)の方の着物ですので、一般的にソフトでくすんだ色目が多く、かえって老けて見えてしまいます。(振袖の袖を短くしたような色・柄の色留袖をのぞく)
黒留袖は、「黒いドレス」だと思ってかっこよく着こなしてくいただきたいですね。
黒に映える、明るく少し大胆な柄が、あなたを若々しく見せてくれます。
それでも「黒」に抵抗を感じて、留袖を着たくないのであれば、訪問着をおすすめします。
帯は、変わり結びはせず、二重太鼓でバシッと決めてください。
次に、あなたが未婚の場合、第一礼装は振袖になります。年齢にもよりますが、やはり振袖をおすすめします。
振袖はチョット・・という方であれば、訪問着を着て、帯は変わり結びをしてはいかがでしょうか?
着付を依頼するときに「訪問着に変わり結び」としっかり伝えてください。
着付けの受付をする方や、会場担当者がそこまで気が回らない場合が多々あります。
「訪問着」の依頼だけですと、指定がない限り、帯は二重太鼓になってしまいます。
変わり結びを希望の場合 料金が少しお高くなります。料金も確認しておいてくださいね。
色無地をお召しになるのもOKではありますが、何分柄がないので寂しいです。
結婚式という華やかな場では、なるべく華やかな色・柄のものを着て参列しましょう。
参列側の装いも、場を盛りたてる重要な役割ですね。
こちらは、私の留め袖姿です。
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