友人の結婚式に訪問着を着ることにしました。式場に着物をもっていったら着付師さんに「この帯締め帯揚げは色が濃いので使えません」と言われました
本日のご質問です。
友人の結婚式に訪問着を着ることにしました。式場に着物をもっていったら着付師さんに「この帯締め帯揚げは色が濃いので使えません」と言われました。訪問着に色の濃い帯揚げ・帯締めが使えない理由は、なんでしょうか?
おそらく、式場にお持ちになった帯締めと帯揚げは、普段着用だったのではないでしょうか。
普段着用の濃い色のものは、結婚式にふさわしいとはいえません。
礼装用であれば、金・銀が入った帯締めや綸子など光沢のある帯揚げなど、色の濃いものでも大丈夫です。
●OKな例
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着物と帯とコーディネートが出来ていて格があっていれば大丈夫です。
私も、次の写真のような、濃い色のものを使っています。
しかし、一般的に、着付教室などでは淡い色のものがふさわしいと教えています。
なぜ、淡い色がいいのかと言うと、【色】からくるイメージだと思います。
淡い色のイメージ
薄い・軽い・あっさりした・弱い・女性的・若々しい・優しい・淡い・可愛い・おとなしい・柔らかな
渋めの濃い色のイメージ
深い・充実した・伝統的な・和風の
明るい鮮やかな色のイメージ
冴えた・鮮やかな・派手な・目立つ・健康的な・陽気な・子供っぽい
濃い色のイメージ
暗い・重い・陰気な・地味・固い・濁った
・・・のように、色のイメージから受ける印象を見れば、結婚式に参列する場合に、淡い色をすすめられることが、ご理解いただけるものと思います。
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パーティなどで、みんなが主役、参加者が主役。
そんな場合は、大胆なコーディネートでも差支えないと思います。
ただ、礼装用の着物・帯のときは、格調を重視して、礼装用の小物を使うと間違いがありません。
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